目的は婚活!それ以外のものはスルーが一番!
みなさん、元気に婚活してますか?
ハナコです!
婚活って、色んな人と出会わないと話にならないですよね。
たくさんの人と出会って、その中から自分と相性の良い素敵な人を見つけ出す……
そのゴールに、結婚があるんですよね。
でも、人との出会いが多いところには落とし穴がある事が多いです。
違う目的で出会いを求めに潜り込んでいる人もいるんです。
そんな”違う目的”をもった人とのエピソードをご紹介します。
婚活パーティーで出会った勧誘
数々の婚活パーティーに参加し、回転寿司方式の婚活パーティーは一人参加の方が良いという事を学んだ私は、2度目の一人婚活パーティーに挑んでいました。
20~30代の婚活パーティーで、いつも通り同じ会話と引きつる笑顔でなんとか2時間乗り切りました。
そして、運よくカップリングが成立し、その男性と連絡先を交換。
その日は、二人で居酒屋に入り、軽く食事をして別れました。
なかなか面白い人で、ちょっと斜に構えた感じでカッコイイな~、というのが初日の印象でした。
後日、「火曜の仕事終わりに会って、お茶をしましょう!」というお誘いが。
もちろん、行かせていただきます!
「仕事終わりに何故、ご飯でなくお茶なのか……?」という疑問が浮かんだのは、今思えば本能的に危険を感じたのかもしれません。
そして、約束の火曜日。
「どうもー!」
待ち合わせに爽やかに彼は現れました。
そして、そのままスマートにカフェまでエスコート。
ハナコ(本当にお茶なんだなぁ……)
とりあえず、注文したコーヒーを飲みながらまったりおしゃべり。
今日の出来事とか。
15分くらい話したところで、
「ハナコちゃん、この後は何か予定ある?」
いやいや、仕事→お茶→別の予定、とか入れないでしょ。
ここでご飯に誘うのか???
ハナコ「いえ、特に何もありませんよ~」
「じゃあ、この後一緒に行きたいところがあるんだけど!」
ハナコ「何しに行くんですか??」
「仕事関係のすごくいいセミナーがあってね、あと15分くらいで始まるんだよ!」
ハナコ「はぁ……?」
なんとなく、嫌な予感。
でも、予定ないって言っちゃったし今更逃げられない。
「とりあえず、行ってみようよ!きっと喜んでもらえると思うんだよね」
そう言って、半ば強引にセミナー会場へと連行されました。
まぁ、そのセミナーは案の定、マルチ商法のセミナーだったわけで。
「人生を本当に輝かせるには!」
「夢を叶えるには!」
と、明るい中二病みたいな事をハイテンションで語っているのをひらすら聞き流す時間。
怖い。
逃げ出したい。
誘ってきた彼は、メモ帳片手に聞き入っている。
マジで?
これの何処に聞き入る要素があるの??
セミナーが終わると、彼が何か話しかけてきたんだけど、もうどうでも良くなって
ハナコ「ちょっと、トイレ行ってくるね~」
と言って、退室してそのまま帰宅しましたw
もちろん、彼からLINEや着信があったんだけど、即ブロック。
婚活の場で出会ってまさかマルチのセミナーに連れていかれることがあるとは。
人生何か起こるかわからないもんだなぁ、と思った出来事でした。
同僚開催の合コン!と思いきや……
私は、前の職場で”婚活中です!”と公言していました。
その方が、周りからの紹介やイベントへの誘いがもらえて効率的だったので……。
そうして、たくさんの出会いを提供してもらっている中、同僚M君から
「ハナちゃん、合コンやろうぜ!」
と声をかけてもらいました。
「やった!ありがとうM君!」
と、いうことで4対4の合コン。
私の目の前には、わりとイケメンな年上お兄さん(S氏)。
話し上手で自信溢れる感じがなかなかポイント高し。
合コンはそれなりに盛り上がって、楽しい時間が過ごせて大満足!
ただ、その日は誰とも連絡先を交換せず終了。
S氏とくらい交換しておけば良かったかも……
と、ちょっぴり後悔をしていたらM君から再びお誘いが。
「ハナちゃん!明後日S氏の家に遊びに行くんだけど一緒に行かない?」
な ん だ と ! ?
話を聞くとS氏はハナコの隣の市に住んでいるらしい。
で、行き帰りはM君が送ってくれるとのこと。
これは……行くしかない!
ということで、当日の仕事終わりに会社からM君の車でS氏の家に向かいました。
到着すると、田舎にある近代的な住宅街。
まあ、隣の市だしね。(田舎住み)
「お邪魔しまーす」
中に入ってビックリ。
めっちゃ広い。しかも地下室あるぅぅぅ!!!
室内もめっちゃオシャレ!モデルルームみたい……しゅごい……。
何の仕事したらこんな生活できるんじゃ!レベルのお部屋でした。
で、S氏とM君とハナコと、遊びに来ていたという男性と、の4人で座っておしゃべり。
私とM君で仕事の話をしていたところ、S氏からこんな事を聞かれました。
「ハナちゃんは、将来の夢とかないの?」
将来の夢って……学生じゃあるまいし(笑)
と思ったのですが、どうやら本気の質問のよう。
ハナコ「うーん、まあ、結婚してー、子ども産んでー、色々落ち着いた頃に子どもと関わるボランティア活動でもできたらいいですねー。」
S氏「へー、いいね、ボランティア!」
ハナコ「まぁ、とは言っても結婚して生活に余裕があればですけどね(笑)」
S氏「何で結婚?」
ハナコ「うーん、まあ子どもが欲しいのと2馬力の方が生活が安定するんで……」
S氏「それってだいぶ先の話?」
ハナコ「そうですねー、10年20年先にそうなってたらいいなーって感じです」
S氏「でもさ、それって安定した収入があったら、もっと早く実現できるよね?」
ハナコ「うーん、まあ焦ってやることでもないですしねぇ」
S氏「もったいないよ!せっかくいい夢があるのに!」
S氏「ハナちゃんは、お金がある生活とない生活どっちがいいと思う?」
ハナコ「まぁ、ある生活ですよね」
S氏「だよね。じゃあ、仕事でバリバリ頑張って、残業とかもして、お金があったらやりたいことは出来そう?」
ハナコ「まぁ、あとは時間に余裕があればって感じですかねぇ。」
S氏「だよね、お金も時間もあれば一番だよね!」
この時点で、ハナコ、嫌な予感。
腐っても心理学部出身。
この話のもって生き方、非常に怪しい。
自分が言いたいことを、あえて相手に言わせて「あたかも自分がそう思っている」と思いこませようとしている話のもって行き方や……。
S氏「ハナちゃん、パブロとブルーノの話、知ってる?」
ハナコ「いやー、知りません」
S氏「面白いから見てみるといいよ!ハイ!(スマホでYouTubeを見させられる)」
内容は、権利収入と労働収入を比較した内容。
まあ、頑張って頑張って毎日バケツで水を運ぶんでお金を得る(労働収入)か、
頑張って頑張って、水路を引いてゆくゆくは悠悠自適な生活をする(権利収入)か
みたいな感じ。
どうやら、後から調べてみたら、このパブロとブルーノの話はマルチ商法が良く使う手口らしい。
S氏「どうだった?」
ハナコ「うーん、まあ良くできたお話だと……」
S氏「ハナちゃんは、最終的に、パブロかブルーノどっちになりたい?」
ハナコ「えー……そりゃあ、まあ、最終的なところはパブロ(権利収入)ですかねぇ」
S氏「だよね!実はこのパブロになれる方法があってね!!!!」
うわぁぁぁ……。
マルチだ。
ここで確信。
ってか、物語的にはパブロの方が良いみたいになってるけど!
水路が上手く引けなければパブロの人生終了だし、
ブルーノ倒れて収入が……って言ってるけど、実際会社員は休職手当とか労災とか失業保険とか、色々保障あるからね!!
それでいくと、現実的には保障のあるブルーノの方がいいと思うよ、私はね!
ここからは、
いかにして夢を叶えるか
いかにして自由な時間を勝ち取るか
と、そんな話を延々聞かされるはめに……。
しかも、途中で「どう思う?」って聞かれて、
「あなたの言う通りです」っていう答えになるように、上手く話の流れを作られているんですよね。
いやー、スキル高いわ。
営業上手。
相手に「そう思います」って言わせることで、一種のマインドコントロールをしているんですよね。
危険だなぁ。
心理学勉強してて良かった(笑)
ぶっちゃけ話を聞いているフリをしながら、地図アプリを起動してどうやって一人で帰るかひたすら考えてました。
帰らせてもらえるかな……と不安になりましたが、22時を回ってそろそろお開きにしよう!という感じで帰宅の流れに。
めっちゃ勧められたけど、勧誘はされませんでした。
たぶん、「やりたい!教えて!」って言うのを待っていたんでしょうね。
その後、M君からBBQやらホームパーティーやらに誘われ、2度ほど行きました。
どっちも、そのマルチの集まりでした。
「ハナちゃんも、俺らの仲間になろうよ!(キラキラ)」
大人数でワイワイしてて、めっちゃ大学の飲みサーみたいなノリだった(笑)
正直、リア充とかリア充に憧れている人とか学生とかにはめちゃくちゃ魅力的な集まり。
おそらく、こうやってしょっちゅう集まって人間関係作って、逃げられないようにしているんでしょう。
と、いう事で職場の上司にM君の事を報告し、別の同僚も同じく勧誘されていたことが判明。
社内での勧誘禁止の注意と、同グループで働くメンバーに「マルチ勧誘(ネットワークビジネス)、ダメ、絶対!」というお達しが出ました(笑)
ちなみに、M君は「良いものを広めている!」くらいの気持ちで悪気が全くなく、「何で怒られるのかわからない。会社はおかしい」と言っていたようです。
それにしても、同僚からマルチ勧誘を受けるとは……。
しかも、合コンの形で進められるとは……。
出会いの目的が違いますやん!!!!
という事で、婚活中は、それ以外の出会いに狙われやすいです。
とりあえず、出会いたいから、誘われれば行っちゃうしね!
ちょっとでもヤバイと思ったら早々に逃げましょう。
同僚の友人とはいえ、会うのが2度目の人の家に行く→×
詳しい場所(帰路)がわからないところに乗せていってもらう→×
という、ダメダメ体験談です。
皆さんはちゃんと、付いていく相手には気をつけてください。
今回は、相手が強引な勧誘じゃなかった&ハナコをカモとしか思ってなかったから、何事もなく終わっただけです。
何か事件に巻き込まれていてもおかしくない状況だったと思います。
まとめ
別に、マルチの良し悪しを語るつもりはありません。
でも、マルチ勧誘が目的で出会った人にとって、あなたは「カモ」です。
結婚相手ではありません。
婚活において、これほど無駄な出会いはありません。
早急に切り上げて逃げましょう。
街コンや婚活パーティーや異業種交流会に多く出没するようですのでご注意を。
絶対にマルチに当たりたくない!というあなたには、結婚相談所がオススメです。
勧誘活動をしたら退会処分もあるし、お金も結構かかるので、そういう勧誘のために登録する人はまず居ませんよ。