街コン3つの失敗談。婚活女子は街コンに行っちゃダメ!

kokoro
hanako

ぶっちゃけ街コンは、運営の良し悪しが大事。

婚活女子がハマる、街コンの罠

私の街コンデビューは大学生の時。
まだ街コンというイベントが始まったばかりで、
「街コンに行ってきた!」と言うと
「街コンって何?」「胡散臭い!」「どんな感じなの?」
と友達から警戒心が足りないと怒られたり、街コンの詳細について色々と聞かれたり……そんな時代でした。

今では、街コンもわりとポピュラーな出会いの場として認識されていますよね。

さて、街コンデビューをしてから、定期的に出会いを求めて参加していた私ですが、
そろそろ本気で結婚したい!」と思い、
それまでの「面白い出会いがあったらいいな~」程度な参加から
「結婚相手を見つけるぞ!」という熱い想いでの参加に変化しました。

そんな、ガチで結婚を狙う私が街コンでハマったについて語らせていただきます。
(皆さん、本当に気を付けて!)

参加者の年齢層の罠

結婚まで、出会いを探して半年、その後1年くらいは付き合って、それから結婚式となると……と考えた結果、
「そろそろ結婚相手を見つけなきゃ!」と思った、当時27歳。
やっぱり、結婚相手として考えて出会うなら適齢期な男性がいいよね~!
と友達のY子と話していました。

とにかく、出会いさえあればなんとかなる!と思った私たちは、いつも通り参加者の多い街コンを選んで突撃しました。
男女100対100、地元の有名(?)な遊園地で開催された街コンでした。
人数も多いし、良い人と出会えるはず!と思って意気揚々と会場である遊園地に出向きました。
そこで、運よく程よいイケメン2人組と出会えました!
話題も合うし、仲良くなれそ~♪年代も同じくらいっぽいし!なんて思いながら楽しく話していると、イケメン2人の会話から聞こえてきたのは
「必修の第二外国語が~……」
ん?ちょっと待って……必修?第二外国語???
嫌な予感がして、恐る恐る
「そういえば、二人とも何歳~?」と聞いてみると、
18歳です。大学入ったばかりです!」
えー、ここまで気分も盛り上がって、もし付き合ったら~なんて考えたりもしたのに!?
「私たち20代後半なんだ、なんかごめんね……」と伝えたら、
「あ、年上も大丈夫です!」
いやいやいや、君たちと付き合ったとして、
結婚できるの何年後!?っていうか、若すぎて無理無理!
LINEを交換して遊びに誘ってもらったのに、泣く泣くお断り……なんてことがありました。

こちらの気分も上がっていたので、本当~~~~に無念でした……。
あの時は、せめて22歳新卒くらいだったら……(それでも大分若いけど)と、1か月くらいモヤモヤ!
その間、全然出会いに行く気にもならないし、今思えば勿体なかったと思う。

運営の嘘

そんなガッカリはもうしたくない!と思っていたところ、
1980年代生まれ限定」とか「20後半~40歳限定」なんていう街コンを発見!
「求めていたものはコレだ!!!!」と、即Y子と申し込み。

1980年代であれば、年下は2~3歳まで。そのくらいなら、許容範囲じゃん!と。

これは期待できる!だって、
「おいくつですか?」
「21歳です」
「あぁ~……(その後、適当トークで30分)」
なんていう時間の無駄がない!少なくとも年齢というハードルは全員がクリアしている!
あとは、(ちょっとの)見た目と中身だけ。
なんて整った戦場なのか!

ということで、当日はこれまでよりも少し気合を入れて、いざ出陣。
今回は1店舗開催で店移動なしの街コン!
1店舗開催の時って、立食パーティーで移動自由な形式と、時間ごとに席替えの2パターンあるんですが、今回は後者のパターンでした。

受付を済ませて会場に入ると、1店舗開催の街コンでよく使われる系統の”小洒落たお店”でした。すでに男女合わせて15人程度が着席。
女性陣で若めの服装の子がいて「若づくってんな!」なんてY子と談笑しつつ案内された席に着席。
私たちの席にはまだ男性が座っていなかったので、そのまま周りを観察しました。
後姿から判断するに、女性は仕事帰りが多い感じ。
顔が見えないので、全体のレベル感は掴めず。
男性は私服とスーツが半々かな~という印象。
一部を除き、可もなく不可もなくといった様子。
そんな事を考えながらY子とそわそわしていると、ついに目の前に本日1組目の2人組の男性が。
その2人が受付最後だったようで、着席すると同時に乾杯で街コン開始。

「初めまして、よろしくお願いしま……?」
目の前の男性を見ると、どう見ても若い
2人とも、20代後半~30代前半には見えない。
Y子と顔を見合わせつつも、談笑。
話は面白いし文句はないんだけど、どうしても違和感が。
音楽の話で盛り上がっていると、席替えのアナウンスが流れました。

どうしても気になったので、
「失礼ですが年齢はいくつですか?」と聞いてみると
「あ、23歳です!」

え?????ちょっと待って?????
1980年代生まれ限定街コンでしょ?
23歳なんて1990年代だよね???うん????

その後、席替えのたびに年齢を確認したところ、
5組中3組が1990年代生まれという事が発覚。

二人で街コンの申し込みページを確認しても、やっぱり1980年代生まれ限定街コンだった。
私たちは間違えていない、どういうこと!?
Y子と二人、ガッカリを通り越して混乱。

混乱している間に街コンの終了時間が来て、スタッフにお店から追い出される……。
そして、流れのままに最初の2人組の男性に誘われお茶へ。

その時に彼らに確認したところ、2人は別の街コンに申し込みをしていた事実が発覚!
どうやら、2つの街コンが元々同じ店の別の席で行われる予定だったらしい。
そして、街コン2つとも、人が集まらなかったのでドッキングしたのではないかという結論に。
つまり、あの女の子は若づくった服を着ていたんじゃなくて実際に若かったわけね……それは参りました。

……って、いや!こっちは年上男性狙いに行くために2,000円払ってんですけど!!??

人が集まらなかったなら中止にして欲しかったし、最低でもそういう事情だってことを教えてよ!!!
年上男性ばかりの街コンに期待して、wktkして参加した私たちの期待と2,000円×2人分を返せ!!!!

街コンの年齢制限が正しく機能しているかどうかは、運営次第ってことを身をもって学びました。
何度かあの男の子たちとは遊びに行ったものの、Y子も私もそういう流れになることはもちろん無く、自然と関係は終わっていきました。

参加者の性質の落とし穴

街コンで、何度も痛い目を見ながらも諦めきれない私とY子。
心が折れたら負けだ!とお互いに言い聞かせながら、婚活目的で三度目の街コンに申し込む。
もう、負けられない。

Y子との合言葉は「すぐ年齢を聞く。対象外だったら即、移動」。

時間もお金も無駄にできない!
とにかく狙ったところに飛び込むのみ!!
そう誓って、二人仲良く会場入りをしました。

今回もまた、年代しばりで20代後半~の街コンへ。
休日の3時間をガッツリ使う、5店舗参加で自由に店移動OK!でした。
運営がしっかりしているようで、相手に年齢を確認しても対象外は見つからず。
安心して何組かと話をしてみるものの、良い人がいない。

LINE交換をして一組、また一組を席を立ち、次に現れた一組。
ロン毛とぽっちゃり(しかも不潔)の最凶コンビ。

Y子とは目で会話。
「すぐ、終わらせよう!」
強い意志を持って会話スタート。
(街コンって席についてすぐに席を立つのは基本的に禁止されていることが多いです。少なくとも、10~15分は話しましょうという感じ)

めちゃくちゃ喋る最凶コンビ、しかも話の内容は自分本位だし全然面白くない。
「女の子が逃げるのは愛情を確認したいから。追いかけてあげるのが男の役目」とか言ってるし。
それって、ストーカーの心理なんじゃありません?
住んでる場所とかも、特定しようとするのやめません?
唾、飛んでるし。フケも飛んでるし。
適当に相槌を打ちながら時間が経つのを待ち続ける。
こういう相手の時って、時間が進むの遅いんですよねぇ。

なんとか15分ほど耐え続け、そろそろ移動しようと思ったその時!最凶コンビから恐怖の言葉が。

「LINE交換しようよ」

やっちゃったー!!!
これを言われる前に移動しようと思ってたのに!!!!
逃げたい!なんとかして逃げ出したい!!

Y子が「どうにかして」という目で私を見ている。
なんとかY子だけでも助けないと!(明らかに気に入られているのはY子)

「ちょっとすみません」
冷静にスマホの画面を確認する私。
「あ、しまった!時間すぎてた!」
「待ち合わせの友達が外で待っててくれてるので、行きますね。Y子、行こう」
Y子の手を取り、店を出る。
「本当にすみませーん!また会えたらLINE交換しましょう!(ニコッ」

バタバタと店を出たところで、
「ねぇ、誰かと約束してたっけ?」とすっとぼけるY子。
逃げるための嘘だと説明すると、あまりにもリアルだったから本当かと思ったってさ。
私の演技もなかなかですね!(笑

なんとか逃げおおせて一安心。
次のお店に入りました。

しかし、これで終わりではなかった……。
一組と会話して次の相手を待っていると、目の前に案内されてきたのはなんと
先ほどの最凶コンビでした。
話を聞くと、どうやらいろんな店を回って私たちを探し出した模様。
嘘でしょ……。
男「友達とはどうしたの?」
私「ああ、あの店から出たかった(あなた達から逃げたかった)ので嘘つきました」
男「そうなんだ!言ってくれれば一緒に出たのに~。探しに来て嬉しかったでしょ!」
私&Y子「あ、あははははは~~~~~~~(苦笑)」
結局、最凶コンビに押し切られてLINEの交換をしてしまいました。
街コンの終了時間が来たので、そこで試合終了。

その後、駅のカフェでY子と反省会をしていると、Y子のスマホに猛烈なLINEが。
もちろん、さっきの最凶コンビの片割れでした。

「今、どこにいる?」
「もう帰っちゃった?」
「僕たち今駅なんだ」
「夕飯一緒に食べに行こうよ」
「夕飯奢ってあげてもいいよ!」

いや、連投LINE、マジ怖いっす。
涙目のY子のスマホを奪って、最凶コンビのアカウントをブロック。
ついでに、自分のLINEでもブロック。
そんな事をしていると、カフェの外を最凶コンビがキョロキョロしながら歩いているのを発見。

……探してる!!!!!(怖

二人で窓から顔が見えないようにして、最凶コンビが過ぎ去るのを待ちました。
気づかれずに去って行ってくれて、本当によかった。
これまで、街コンでこんな粘着質な相手には会った事がなかったので、本当に驚きでした。

今思えば、LINE交換も断れば良かったんですよね。
逃げられた事に気づかない人達は、しっかり断らないといけないって事を身をもって学びました。
いろんな人が来る街コンだからこそ、自分の身は自分で守らなきゃ!と改めて危機感を感じさせてくれる一件でした。

色々な人と出会うのが街コン

私が街コンに参加して思うのは、若い子が主流だということ。
ぶっちゃけ、結婚相手を見つけるための出会いとしては、役不足かな~と思います。
もちろん、街コンで出会って付き合って結婚する人もいますよ。
でも、それはよっぽど運が良かった人か頑張った人です。

どこまで労力をかけるか、失敗を繰り返せるか。
街コンで結婚相手を探すなら、どれだけ頑張れるかを自分自身とじっくり相談してみるのが良いと思います。
あと、自衛は本当に大切

そんなに頑張りきれない、心が折れそう、もっと安心して婚活したい!
なんて方には、その要望に合った出会い方があるので、そちらをオススメします。

→結婚相談所ってちょっと気にならない?